草稿

継続による時間操作まとめ

前回までのフィラデルフィア・エミュレータ作りで考えた事の要約。 まだ考え途中。 以下の文章で使っている「call/cc」は、よくあるgotoやreturnの用途で使うcall/ccではなく、 (call/cc (lambda (cont) ... ... ...)) xxx xxx xxx の、「...」の外側(「xxx…

概念の訂正

call/ccは、単体では破壊的変更は行わないし、副作用も持たない。但し、評価順に対する依存性を持ち、更には手続きの返り値が一つの値に集束するとは限らなくなる為、参照透過性が破壊される。つまり、関数型言語的な遅延評価が適用できなくなる。 しかし、…

関数脳続き

もう少し思い付いた事をメモしておく。 あとでまとめる(そしておそらく忘れられて放置される)。 「金槌を持ったら全てが釘に見える」の例を真似て、「オブジェクト指向を持ったら全てがオブジェクトとメソッドに見える」し、「関数指向を持ったら全てが関数…

関数脳まとめ

前回の続き。 まずは、これまでの話をまとめてみる。 前々回。 「現実物理世界」と「脳内写像世界」は(似て作られてはいるが)完全に別物。 我々(の意識)は、「脳内写像世界」の中でしか生きていない。「現実物理世界」には存在できる余地すら無い。 「現実物…

現実世界に「状態」はあるか

先日の続きを書こうとしたら、 http://practical-scheme.net/wiliki/wiliki.cgi?cut-sea ここの「matzにっき」の項目で既に書こうと思ってた事が書かれてた。 一応、書こうと思ってた事の一部だけ書いておく。 (他にも色々書こうとしたが、あまりにも電波な…

関数脳の作り方

http://www.rubyist.net/~matz/20070412.html#p01 今回の結論: 関数脳を作りたいなら、SF(特にイーガンと山本弘がおすすめ)を読みながら、関数型言語をいじろう。 以下の要約: 人が感じ取れる限りの世の中の全ては、写像(mapping)だった。だから全ては写像関…

もうすぐKahua 1.0がリリースされるらしい

要約: https://www.kahua.org/cgi-bin/kahua.fcgi/kahua-web/ http://practical-scheme.net/wiliki/wiliki.cgi?cut-sea の、Kahuaのところ Kahua 1.0リリースされたら早速いじって遊ぶ。リリース待ち。 イーガンっぽい部分要約: HTTPのウェブサービスは、可…

http://www.page.sannet.ne.jp/hirasho/diary/diary0609.html#22p1 djbとは、qmailとかその辺のソフトを作った、アメリカの某大学の先生の事。 その人が、「ソフトウェアは、その外側の何かは何も信用して書いたらいかん。性悪説で書かんといかん」みたいな…

「普通のサラリーマン」の仕事内容ってどんなの?

とりあえず概要だけ箇条書きにして残す。 一応、草稿に分類しとくが、多分、今後、真面目にキチンとした文章にする事は無いと思う。 「普通のサラリーマン」が、一体どんな仕事をしてるのかが、昔から気になっている。 ここでの「普通のサラリーマン」とは、…

Schemeは盆栽言語か?

http://tabesugi.net/memo/2005/a1.html#110223 新山さんが、どのような意図で「盆栽言語」と書き残したかについては、とりあえず気にせずに、自分も、Schemeが盆栽言語かどうかを考えてみた。 (何故、そんな事を考えるのかと言うと、Schemeで仕事をする為の…

perlについて

perlを長年使ってきた感想。 あとでwikiとかに張る(予定)。 perlは、(Larry Wallが言語学者であるのも関係しているのか)プログラミング言語の中では、自然言語に近い位置にあると思う。 しかし、自然言語の曖昧さも持ち合わせてしまっているように思える。 …