m3 liteが届いた。


とりあえずガワを本体の色に合わせて、水色のものに交換(ちなみに残りの二色は白と黒。紺は?)。
……なんか微妙にねじれてしまった。
さっき試しに本体に差した時よりも、グッと差し込みにくくなった。
まあ、そういうものなんだろう(という事にしておく)。


早速、microsdにdemo1、dslinux、dsftp、moonshellのromイメージを入れ、セッティングして起動させてみる。
全部動いた。

  • demo1はエミュ上で動かした時と同様。問題無し。
  • ds上でlinuxが動いてるのを見た時は実にワクワクした。ソフトウェアキーボードは異様に入力しづらかったが。
    • とりあえずifconfig -aで、wi-fiを認識しているのを確認だけした。
    • なんか、sd系のブロックデバイスは、readのみ対応で、writeは未対応みたいな事がサイトに書かれていたので、mountチェックとかはまだしていない。
  • dsftpは、最初、ftp.confファイルを設定するのを忘れていてログインできなかったので、一度microsdを取り出して、ftp.confを適当に作成して設置してから再度入れ直して起動させた。
    • その後、正常にファイルを転送できる事を確認。
    • これで、もう、いちいちmicrosdを取り出さなくても、各種ファイルを操作出来るようになった。便利だ。
    • ついでに、ftpクライアントから本体の電源を切ったり、romイメージを起動するコマンドを発見した。微妙に便利だ。
  • 最後に、moonshellでdpg、ogg、mp3を再生できるかどうか試した。
    • 問題なく再生できた。
      • どこかで「プチノイズが入る」とか聞いていたような気がしたが、本体のスピーカで聞いている限りは、少なくとも自分がそれに気付くような事は無かった。イヤホンで神経を集中させたりすれば気付くのかも知れないが、とりあえず自分が使う範囲内では問題の無いレベルなのは間違い無い。
    • m3本体の音楽/映像再生機能も試そうとしたが、どうも事前に専用形式に変換する必要があるようで、再生ファイル自体が選択できなかった。変換するソフトは公式サイトとかから貰ってくれば良いようだ。後で試す。


現段階でのまとめと感想。

  • flashmeしていないndsで自作ソフトを動かすには、dsスロットに差すpass*(色々種類がある)と、gbaスロットに差すフラッシュカートリッジ(役の何か)の二つが必要になる(dsスロットだけで両方の機能を持つ新製品も、今後出るらしいが……)。
  • やっぱ非公式な品な訳で、カートリッジの差し込み感覚が微妙にアレであっても、そういうものだと考えるしか無いようだ。
  • devkitProを入れれば基本的な開発環境一式は揃う。但し、ライブラリの揃い具合はまだ未調査。
  • moonshellがあれば、携帯用プレイヤーとしてそこそこ使える(と自分は感じた)。m3付属の方はまだ試してないので不明。
    • 但し動画は、moonshellの専用形式のdpgに変換しておく必要がある。
  • 毎回m3のランチャーが起動するのが微妙にウザい。可能なら、直接moonshellが起動するようにしたい。あとで調べる。
  • ファイルの追加にわざわざmicrosdを取り出すのは非常に不便な為、dsftpは必須。一番最初にマニュアル見ながらmicrosdftp.confを設置しておくのを忘れずに。
  • やっぱlinuxが動くのは凄い。どうしてもposix環境にこだわるなら、dslinux上で動かす最終手段が選べるというのは精神的に楽になれる気がする。
  • この状態になったndsは、「無線経由でネットにアクセスできる事が可能」で、「そこそこバッテリが持ち(通信無しなら八時間(?)、通信有りなら四時間(?))」、「自分で開発が可能(これ重要)」な素敵マシンだ。
    • これで、キーボードさえあれば最高なのだが……。
    • 更に言うならば、homebrew開発が任天堂から公認されていれば、万事満足なのだが……。