理系の為の(偏った)カラオケ入門

自分が適当に構築した俺理論です。何もかもが無保証。

  • カラオケ屋連れていかれる事あるけど楽しくない/どの部分を楽しめばよいのか分からない
  • そもそもカラオケ屋行きづらい/行く機会ない

という読者を想定。

「これを読んでカラオケ屋に行く人が増える事を願ってます」とかは全く思ってない。むしろ来るな(自分が部屋取りづらくなるから)。
だが適当に考えてたらなんとなく理論が構築できたので晒してみる事にした。




理論編:カラオケって何が面白いの?

  • ある「好きな曲」にはバックグラウンド(例えば好きなアニメや番組のOP曲だとか、好きなアイドル/バンドの曲だとか、自分が昔あの頃に良く聴いてた曲だとか)があります。
    • その曲は「好きな曲」なので、勿論「聴いて楽しむ」だけでもいいのですが、もっと能動的に「歌って楽しむ」事もできます。
      • この二つは、「スポーツ観戦」と「実際にスポーツを行う」との関係に近いでしょう。まあ大体そういう事です。
  • 要は、煙草や麻薬や紅茶を楽しむのと同じように、自分の好きなアニメ/番組/アイドル/曲等の対象をより楽しむ手段として「歌う」訳です。
  • なお、他にも楽しめる要素は色々あるとは思いますが、今回は上記要素についてのみ掘り下げていきます。
  • なお、複数人カラオケと一人カラオケはジャンルが大きく違います。
    • 複数人カラオケは楽しむ為の難易度が高い為中級編とし、一人カラオケを初級編とします。


準備編:一人カラオケの事前調査を行う

  • 事前にネットで、近場の、昼に安いカラオケボックス屋をチェックします。
    • カラオケボックス屋は、チェーン店のところを選ぶのが無難でしょう。
    • 「その店がオープンする時間」「選択可能な機種」「ドリンクバーの有無」も確認しておきましょう。
  • もしマイナーな曲を歌いたい場合は、上記の「選択可能な機種」に、自分が歌いたい曲が配信されているかどうかを先にチェックしておきます。
    • それぞれの機種(joysoundとかdamとか)のサイトにて、その曲を検索してみましょう。
      • それぞれの機種にて特性がありますがここでは触れません。気になる人はぐぐってください。


初級編:一人カラオケ

  • 昼に時間を取り、事前調査した店に一人で行きます。
    • ちなみに、大抵のカラオケ屋チェーン店は初回に会員カードを作ってもらう必要があります。
    • 可能ならカラオケ屋オープン時間丁度に行きましょう。時間が遅いと狙った機種の部屋がなくなります。
    • 「一人だから」と遠慮する必要はありません。この時間帯にカラオケ屋に来ている他の客も大半が一人カラオケです(要出典)。
    • カラオケ屋店員が部屋に入ってくるのが嫌な人は「ドリンクバー」にしておきましょう。通常のカラオケ屋は「ドリンクバー」以外は最低でもワンドリンク注文のルールが主流なので、「ドリンクバー」以外にすると店員が飲み物を持って部屋に入ってきます。
  • 選曲は理論編にある通り、自分の好きだった/今も好きなアニメ/番組/人物に関連する曲、もしくは、過去のある時期好きだった/今も好きな思い入れのある曲、を選択します。
  • 歌う際には、「上手く」歌うのではなく、「なるべく原曲に似るように」歌います。
    • とは言え歌手の人は大抵上手く歌っているので、それに似るように歌えば結果としては「上手く」歌うという方も満たすかも知れません(満たさないかも知れません)。
    • 元の歌手の人と声質が違うとか性別が違うとかありますので、「完全に同じになるように」歌う必要はないし無理です。要は「最初から原曲の歌手無視で我流で歌う」のではなく「できれば似るようにやってみる」というベクトルがあればokです。
    • なお、歌の難易度や音程によっては全然歌えない場合もあります。その時は素直に諦めるか、練習するかしましょう(ぐぐればカラオケの歌唱法/練習法の解説はたくさんあります)。また「この歌は自分には歌えなかった」という事はしっかり記憶しておきましょう。
    • この「歌い方」についてはまた後で解説します。が、一人カラオケなら好きに歌っても問題ないでしょう。
  • 上記にて歌う際には、関連元のアニメ/番組/人物をイメージしながら歌います。これが最重要項目です。
    • 曲自体が好きだから選択した場合は、その曲を好きになった頃の事を思い出したりしましょう。
    • 有名なアニメや番組の曲の場合、運が良ければカラオケの画面にそのままの映像が使われるものがあるので、よりイメージしやすいでしょう。
    • 基本的に、これを楽しむ事がメインとなります。
    • ただし、イメージはしますが、それで生じた感情は歌にこめない方がいいでしょう。歌は前述の通り「原曲に似るように」歌った方がいいです。


中級編:複数人カラオケ

  • 複数人カラオケは可能であれば、気心の知れた仲間と行きましょう。そうでない複数人カラオケは接待です。
  • 複数人カラオケは「他の人が歌うターン」と「自分が歌うターン」の二つがあります。ここではそれぞれについて解説します。
    • 「他の人が歌うターン」
      • 好きな曲なら、一人カラオケで自分が歌う時と同じようにイメージしたりしましょう。
      • 知らない曲だったら…次に自分が何歌うかでも考えてましょう。
    • 「自分が歌うターン」
      • 基本的には一人カラオケの時と同じですが、選曲する際になるべく「みんなが知っててみんなが好きな曲で、自分が歌うのが苦手でない曲」を選ぶようにします(一人カラオケの時に「自分には歌えなかった曲」がどれだったかをちゃんと憶えましたか?)。
        • 例外的に、いわゆるネタ曲を選択してもいいです。が、これについては今回の解説外とします。
      • この複数人カラオケが接待の場合は、各種の接待の技術を使用すべきです、が、これについても今回の解説外とします。


上級編(1):メンバー登録する

  • 各機種(joysoundとかdamとか)のサイトで、登録を行っておきます。登録しておけば歌いたい曲のリストを保存できるようになるので、曲選択が楽になります。
    • ただしdamはちょっと例外で、この登録だけではリスト保存できず、モバイルアプリもしくは特定店舗でのみ発行可能なカードが必要なようです。詳細については自分で調べてください。


上級編(2):上手に歌う

  • 一人カラオケにて、カラオケボックスの二つのスピーカーの中央に座り、自分がマイクに歌ってスピーカーから出てきた音を両方の耳でちゃんと聴き、「スピーカーの音だけ聴くように努力して(スピーカー以外の音(骨伝導の自分の声とか)は極力無視するように意識して)、その聴こえるスピーカーの音が原曲になるべく近くなるように頑張る」という事をやってみましょう。
    • 慣れれば無意識的にそうするようになりますが、最初はかなり厳しいです。


上級編(3):複数人カラオケでタンバリンやマラカスを使う、バックコーラス等を歌う

  • 何といってもメインは今歌ってる人なので、とりあえず今歌ってる人に迷惑をかけないようにしましょう。音量は控え目に。
  • タンバリンやマラカスは「原曲に近付く」ものでは全くないですが、なんとなく盛り上がる効果があるので振ってもいいです(曲にもよります)。
    • ただしリズム感の悪い人、およびリズムの取り方が複雑な曲では、今歌ってる人がリズムはずす原因になる可能性が高く危険です。
    • 振る場合は、どうも正しい振り方などがあるようなので、必要ならぐぐってください。
  • バックコーラス等も「原曲に近付く」為のものと認識しましょう。
    • なので、バックコーラス部分を完璧に記憶していない場合はやめといた方がよいです(一人カラオケでも通常は練習しない部分なので)。
    • 完璧にバックコーラス部分を歌える場合であっても、今歌ってる人が集中力を削がれてしまう場合があるので、もしそうなりそうなら、やめといてあげましょう。
    • 例外は「合いの手」部分(例えば、カラオケの歌詞表示部分によく括弧付きで表示されてるような部分)で、これはなるべく入れてあげましょう。ないと寂しいので。